石種の選び方

墓石に使われている石種は100種類以上
国産の石や中国産・インド産・南アフリカなど産地も様々で色も白色系・赤色系・黒色系など多種多様です。
色

石種の選び方

古屋鋪ではお客様の色の好み予算等を伝えていただければ、100種類以上ある石の中から何種類かピックアップし、サンプルをご提示いたします。

種類と特徴

  • 御影石

    御影石は正式には花こう岩といい、地球の深い地殻部分でマグマが冷えて結晶化した岩石で、それが地殻の変動によって持ち上げられ地表面に露出したものです。
    耐久性や圧縮強度に優れ、硬度も高く、建築物の外装や床材、墓石、建造物そのものにも使われる石材です。
    ちなみに、御影石と呼ばれていますが、御影石とは、兵庫県神戸市の御影町にて産出された花こう岩を御影石と称し、建築石材では花こう岩全般を御影石と呼んでいます。

  • 大理石

    大理石は石灰岩が変成作用を受けて、石材中に含有する方解石が再結晶し、粗粒の方解石結晶の集合体に変わった岩石で、変成岩の一種です。
    緻密な表面と、明るい色合いや美しいデザインのものが多く、彫刻や室内の内装材、バスルームや壁材などにも使われたりします。
    大理石は酸には弱いため、雨風に常にさらされる環境で使うにはあまり向いてはいません。

石の選び方

  • 産地

    国内産を始め、中国産・韓国産・インド産 ・南アフリカ産・ヨーロッパ産・南米産など幅広く取り揃えております。
    国内産だから品質が良く、海外産だから品質が悪いと言う事は全くありません。
    しかし、値段が安い石材は海外産が比較的に多く、値段の高い石材は国内産が比較的に多いようです。

  • 色&石目

    色は白色系・黒色系・灰色系・赤色系・ピンク系・青色系・緑色系など多種多様にあり、同じ石種であっても1つとして同じモノはありません。
    色は一番重要な要素なので好きな色のサンプルを2種類以上は見せていただきましょう。

  • 硬度&吸水率

    硬度は硬ければ硬いほど良いと言われていますが、一方で加工が難しいという欠点があり、加工代等が余計に発生してしまいます。
    吸水率は「0%に近ければ近いほど水を吸わない」と言うだけで全く吸わないと言うわけでは無く多少の色の変化はあります。

  • その他

    墓石は石種と才数によって値段が大きく変わってしまいます。
    墓地の大きさや石種の値段等を、ご自身の予算内で抑える為にご相談しましょう。

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